貯水槽清掃点検

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貯水槽は、マンションやショッピングモールなどの敷地内に設置され、水を貯めておくための設備です。貯水槽には大きさによって2種類あり、有効容量が10㎥を超えるものは「簡易専用水道」、10㎥以下のものは「小規模貯水槽水道」に分類されます。

貯水槽の水は飲み水として使用されるため、貯水槽内の水は設置者が管理する必要があり、管理者は責任を持って水の安全を確保する必要があります。

施工前

施工後

貯水槽の清掃頻度は水道法によって定められています。有効容量が10㎥を超える「簡易専用水道」の所有者は、年に1回必ず貯水槽の清掃を行うことが法律で義務付けられています。また、「小規模貯水槽水道」については、岐阜県や愛知県の条例で定められています。

※貯水槽の有効容量が10㎥以下の場合は「県の条例」により、10㎥を超える場合は「水道法」によって、年1回の清掃が義務付けられています。

マンションやビルの場合、貯水槽清掃中は水の利用が制限されます。トラブルを防ぐために、清掃の日程は少なくとも2週間前、できれば3週間前に決定し、事前に告知を行います。

タンク内を清掃するために水を抜くため、断水状態になります。

貯水槽の内部を隅々まで丁寧に洗浄します。

塩素を使った消毒を行い、受水槽の内部を殺菌します。

貯水槽の外回りの清掃と、亀裂の有無や、送水ポンプや配管に問題がないかを点検します。

清掃が終わった後は水を入れ、水質に異常がないか検査を行い、残留塩素、味、色、におい、濁りを確認します。

作業完了後、報告書を作成しお渡しします。